幻のUMA。さっちゃん。佐久島の初春の風をそえて。
やっほー!チャンカパーナ!
アタシはまだ知らなかった、佐久島に幻のUMAがいることに。そしてこの先に待ち受ける奇々怪々な現実と幻の狭間を体験することを。
ヒキアゲ師Kotaです!
時は遡ること4月上旬。天気は晴れ。風は無く波は穏やか。この日は東京でカラーリストとしてもがいている米津と名古屋でフリーランス美容師をしているサトルと愛知県にある佐久島に弱虫ペダルごっこをしに向かっていた。
弱虫ペダルごっこ?そうこんな意味不明なごっこを提案するのは勿論アタシだ!完全に手嶋キャプテンに心を持っていかれてたのである。単純に「ケイデンス(回転数)をあげろ!」って言いたいだけの為に佐久島まで船にのって行ってきたのである!
スバババ。約20分ほどで一色漁港から佐久島までつく。あっという間だ。スカイブルーやスミノフ、テキーラでも飲めばまるでパリピ、ピットブルのような気分になれるであろう。どんとすとっぷざぱーてぃーだ!(アタシは車だったから飲んでない)
無事に佐久島へとついた。
海岸にはこのようにまったくインスタ映えしない流木がある。いやインスタ映えさせる取り方がアタシにはできなかった。世の中のインスタグラマーを尊敬した瞬間だ。
船着き場から歩いてすぐのところで自転車を借りて島を走るってのが佐久島の醍醐味らしい。ちなみにお気に入りのマイバイクでもあれば船で運んでくれるらしい。より弱虫ペダルごっこを楽しみたい方はそれがオススメだ!勿論アタシはマイバイクをもっていない。必然的に超絶ダサイ、ママチャリに乗ることになる(しかもショッキングピンクだ。いやん)
穏やかな島だ流石島そのものがアートの島と言われることはある。このまま穏やかにこの島で時が流れていくのであろうと、そう思ったとき。予想だにしない奇々怪々なことが起きた。
そう、UMA(未確認生物)を発見してしまったのだ!これはチュパカブラやツチノコ、ゾンドゥーなどにひけをとらない事件だ!
そう思ったらシャッターを切らないわけがない。それがその時のUMAだ。
なんなんだこいつは。全身が青い。アバターなのか?これはやばすぎる。日本語は通じるのか?「ワッツユアネーム?」
「ボクハさっちゃん。佐久島ノアートヲ広メル者」
なるほど、あなたさっちゃんってゆーのね。アタシの気持ちはトトロに初めて会ったメイちゃんのような気分だ。
アタシの身長は186㎝。さっちゃんもなかなかのサイズだ!そして見よこのダサイ、ママチャリを!しかし快適な乗り心地だったと伝えておこう。
なんとさっちゃんはサービス精神が旺盛で観光客の人の写真をとってあげているのだ。流石佐久島のアートを広める者だ!
なんとさっちゃんチャリにも乗れるらしい。しかも上手だ!時々鼻唄も唄う、そして鼻唄が下手だ!音程もへったくれもない。ギリで聞き取れたのは中島みゆきの糸だ!腹立たしい!そして下手だ!
やはりさっちゃんは佐久島のアートを広める者だ!このボックスを完璧にアートにしている。インスタ映えしまくっている。感極まる。すれ違い様のギャルたちに。「は?私たち今、幻見た?」って言われていた!ギャルたちよ幻ではない!UMAだ佐久島にUMAがいたのだ。
米津とさっちゃんと佐久島をママチャリで一周した。途中に完全にテンションで山を登った、オフロードすぎてパンクしなくてよかったと安堵した。しかしさっちゃんの出現によりサトルの姿が見当たらない。サトルはいったいどこへ消えたのだ?この穏やかな夕陽を見ていると、なにやらさっちゃんが「オナカスイタ」となにやら呟きはじめた。
ここにきてまさかの天丼を食していた。流石ださっちゃん。佐久島の夕陽をみながら食べる天丼はさぞ上手いのだろう。佐久島の楽しみ方を知っているな。
「さっちゃんウチカエル」
さっちゃん。は夕陽が沈む前に故郷に帰らなければならないらしい。故郷はいったいどこだ、もしや夕陽か?チャリで夕陽目指すのか?がっつりE.Tの展開やないか。夕陽を目指したら燃えるぞ。イカロスかお前は!
パチン
さっちゃんが指を鳴らすと目の前が白くなった。
は!っと気づくとアタシとサトルはカフェで寝ていたようだ。そうかこれはアートの島、佐久島が見せた夢だったのか。幻のUMAさっちゃんはアートの夢の住人だったのか。
しかし、奇々怪々な体験だった。
また、来よう。佐久島に。「佐久島ノアートヲ広メル者」さっちゃんに会いに。
みんなも佐久島に行くときは是非「さっちゃーん」と叫んでほしい。もしかしたら出てきてくれるかもしれない。そんな期待を膨らましながら行くのも佐久島の醍醐味なのかもしれない。
ヲワリ
ps
動くさっちゃんを見たい方は是非アタシのインスタにとんで見てくれ!
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